ひなやのごはん

出張料理人ひなです。季節の野菜とやさしいおばんざいをお届けします。 

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8年目に入りました!

8月1日で独立丸7年。
8年目に入りました!
「どこの馬の骨だか分からない奴」と言われた1年目。
食べてさえもらえたら!と悔し涙を幾度も流した日々。
2年目の春、「うちの製品でなんか作ってよ」と手を差し伸べてくださったとちぎやさん。
秋には「大納会のケータリング頼むわ」とキリガヤさんの社長さん。
このおふたりと出会わなければ、泣いて関西に帰っていたかもしれません。

販売のバイトや単発でデモンストレーションのバイトを掛け持ちしながら週末のケータリングを続けた3年目4年目。
バイト先の店長(一回り以上年下)のご理解のおかげで、ケータリング優先のシフトを組んでもらったり、急な仕事が入っても対応してくださったりと、本当によくしてもらった。
とはいえ、バイト週3〜4、えにし週1、ケータリング1〜2本というバランスに焦りを感じるように。

これじゃいかんと、バイトをやめる決断をした5年目の春に震災。
3月4月のケータリングが全てキャンセルになり、目の前が真っ暗になった時、えにしの大将に相談して、定休日に「丸七ひなや」をやらせてもらうことに。
大切なお城(店)貸してくださる、大将の懐の大きさと深さにただただ感謝。
同時にキリガヤさんで社内向けのお弁当の販売もさせて頂き、困った時に手を差し伸べてくれる人がいることが、こんなにも心強いと思ったことはなかった。

この頃から鎌倉の同世代の独立して商売をやっている人たちと仲良くなり、一緒に何かをやったり仕事を紹介してもらうようになった。
秋から冬にかけて、一軒家をお借りしてイベント用の場所を作った時は、ありとあらゆる物を全て借りたり頂いたりして運営した。
100万近いテーブルや、総額400万越えのキリムなど、全て無償で貸してくださった方も!
鎌倉の人たちの好奇心の旺盛さと、共感したことへの協力、クチコミ、ネットワークなどなど、ご好意とご厚意がぎゅぎゅっと濃縮したような3ヶ月だった。

6年目に「うち定休日だから、代わりにやらない?」という紹介から、毎月のようにご依頼頂くようになったパタゴニアさんの交流会へのケータリング。
パタゴニアさんの社員の方だけでなく、数えきれない程のお客様と出会い、「今度うちでもお願いできる?」と新たなお仕事をいくつも頂くように。
苦手だったレシピの作成も、友達が立ち上げに関わっているレシピサイトに協力してほしいと声がかかり、苦手克服にもなるし、友達の役に立てるなら、と参加することにした。
その「Nadia」のおかげで、ラジオに出たりWeb企画に参加させて頂いたりと、いろんな経験ができた。

7年目からは雨宿りがきっかけで始まった、navy-yardさんでのおばんざいバル。
毎月の楽しみにしてくださっているお客様や、ご自宅でのケータリングやロケのお弁当のご依頼など、新たな出会いやお仕事を頂くように。
一緒に楽しんでくださるnavy-yardさんの小野さんと日高さんに感謝。

今年の3月からえにしでのバイトを辞めて「ひなや」としてのお仕事だけでどうにかこうにかやっています。
順調な月もあれば、平日何も入っていない月もあり、正直、またバイトしようかと思う事も。
けれど、ここで踏ん張ってなんとかなったら、この先きっとどうにかなる。
そんな気がしています。
真面目に、心を込めて作ったら、きっと伝わる。
そして繫がる。
そう信じています。

誰も知り合いのいなかったこの町で、こんなにたくさんの方に支えてもらっている。
「ひなやのごはんが食べたい」と思って下さるお客様がいる。
一文無しの丸裸同然でこの町にやってきたわたしの財産です。
七転び八起き
末広がりの八年目。
どうぞよろしくお願い致します。
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  1. 2014/08/02(土) 08:57:03|
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7年目を迎えました

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今日はわたしの独立記念日。
6年経ちました。
自分の足で立つことの大変さと、世間の厳しさ、ひとの温かさをこの6年で痛い程感じ、今、立っていられることへの感謝の気持ちでいっぱいです。
たくさんのひとに支えられて、今日があります。

誰も知り合いのいない逗子に越して来て、「うちの製品使ってなんか作ってよ」と、初めに声をかけてくれたのがとちぎやさんでした。
大納会の料理を注文してくださって以来、毎年夏のお祭りや冬の納会、イベントにお料理教室と、たくさんの機会を与えてくださるキリガヤさん。
お客さんだったのが気付いたら働いていて、ケータリングの宣伝の場として定休日のお店を使わせて下さるえにしのご夫妻。
ご紹介頂いてから、ほぼ毎月のように交流会や親睦会などのお集りにご利用頂いているパタゴニアさん。
企業とのお付き合いは信用に繫がり、「今度はうちでも」とご依頼を頂戴することも多く、心強くなります。

「鎌倉」「逗子」「ケータリング」というキーワードでブログを見つけてくださって、お問い合わせ頂いたお客様。
上棟式や新築のお披露目、初節句やお誕生会、母の日、ご法事、新年会に忘年会、PTAの懇親会、同窓会、女子会、などなど、様々なお宅にお料理をご用意させて頂きました。
一度きりではなく、何かのお集りごとにお伺いするお宅は、まるで親戚のおばちゃんのような気分でお子様の成長を見させて頂いています。
お集りに招かれたゲストの方から「今度はうちに」とご依頼頂いたり、野外イベントで食べたのが美味しかったからとお声がかかったり、「おいしいって聞いたので」とクチコミでご注文頂いたり。
個人のお客様とのお付き合いは、距離が近く、親密で、家族の一員のように接してくださるのでいつも温かい気持ちになります。

トラ男をはじめ、イベントでコラボさせて頂くいろんなジャンルで活躍される方たちとは、互いに刺激しあい、新しい挑戦になり、形になった時の喜びは計り知れません。
仲間と力を合わせることで、ひとりではできないことができる。
そして、みんな自分の足で立ち、がんばっていると思うと勇気が湧いて来ます。
まだケータリング1本でやっていけなかった頃、販売のバイトをしていた先の店長のご理解とご協力のおかげで仕事を優先させて頂きました。
イベントや大規模なケータリングで力を貸してくれる仲間がいる。
100名のゲストをお迎えしたルーマニア大使館でのケータリングは、仲間の力無くしては成功しませんでした。
応援してくれる友達がいる。
誰も知り合いのいなかった街で、こんなにたくさんのひとに支えられ、お力を借り、6年間、たくさんの方に召し上がって頂く事ができました。
ほんとうにありがとうございます。

今日から7年目。
新しい事に挑戦しつつも、足元をしっかり見て、誠実に、お客様に喜んで頂け、自分自身も楽しめる、そんな料理を作って行けるように精進して参ります。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
  1. 2013/08/01(木) 10:02:01|
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相棒

わたしのお料理になくてはならない相棒たち。
有次さんの包丁やだしまき鍋はもちろん、50個のたまねぎをあっという間にみじん切りにしてくれるフードプロセッサー。
酢飯や茹で上がった青菜を一気に冷ましてくれる扇風機は、限られた時間で効率良く調理するのに必須です。

そしてこれが無いと始まらない相棒がコチラ↓

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そう、ママチャリ♪
車の免許を持っていないわたしは、前カゴ後ろカゴにいっぱいお野菜詰んで元気に鎌倉や逗子を走っています。
特に後ろカゴの威力はすごい!
前カゴしか付けていなかった時は、何度も往復したり、一気に買いたい時はタクシーを利用したりと時間とお金をかけていました。
ところが!逗子の自転車屋さんで中古の後ろカゴを付けてもらってからは、玉子10パックだろうとお米10kgだろうとへっちゃらでキッチンへと運べます。
この日は大根3本に蕪に小松菜、白菜と、重くてかさばるお野菜をぎっしり積みました。
ありがとう、ママチャリ。
今日も君のおかげでおいしいお料理が作れたよ。
これからもよろしくね。
  1. 2010/02/27(土) 18:31:08|
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だしまき

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ひなやの紹介がてら、思い出話しを。

こどもの時から大好きなだしまき。
お弁当に2切れ必ず入れてもらって、最初と最後に食べました。
母の作るのは、「だしまき」というより「たまごやき」で、薄口醤油とお砂糖の入ったほんのり甘辛味でした。
恐らく出汁もほとんど入っていなくて、固かったような。
高校生になってからは自分でお弁当を作るようになり、やっぱりほんのり甘辛味で、ちょっと香ばしい(焦がしちゃった)たまごやきを焼いていました。

お出汁たっぷりの「だしまき」と出会ったのは、社会人になってから。
元町の鯉川筋を入った小さな路地にある和食屋さんで、ふっくらふわふわのだしまきと出会ったのです。
お箸を入れるとじゅわぁ~っとお出汁が染み出てきて、ふるふると柔らかい。
ふうふうしてから頬張ると、そのふわふわに驚き、お出汁のなんとも上品でふくよかな味わいと、たまごの優しく滑らかな舌触りに、一目惚れならぬ一口惚れをしてしまいました。
それからというもの、どんなお店でもだしまきをオーダーするようになり、好みのだしまきに出会うとそのお店に通いました。
自分で焼くのもお出汁と薄口醤油の「だしまき」に変わりました。

出張で東京に行った時も、いつものようにだしまきをオーダーしました。
ふっくらと焼かれただしまきにはお醤油がかかった大根おろしが添えられていました。
まずはそのままで一口。
!?!?!?!?
甘っ!!!!!!
お寿司屋さんのたまごやきと同じ、お砂糖たっぷりあまぁ~~い味にびっくり!!
甘くしといて大根おろしにお醤油かけて食べるの????
それはそれは衝撃的な出会いでした。

東京に住むようになって帰省のお楽しみは、関西のおいしいもんを食べること。
大阪生まれ、兵庫育ち、京都暮らしの生粋の関西人。
ジャンジャン横町の串揚げや天六のお好み焼き、阪神百貨店のイカ焼きデラバン(玉子が入ったデラックス版)といったB級グルメから、ランチで通ったトアロードのカフェ、祇園や木屋町のおばんざい屋さんまで、慣れ親しんだ味を友達とのお喋りと共に楽しみます。
特に京都では、仲良くしていただいている大将に作り方を教わったり道具を見せてもらったり、お店を紹介してもらって、たくさんの事を吸収して帰ります。
知らず知らずのうちに濃くなった味付けをリセットして、覚えたばかりのおいしかったもんを早くお客様に召し上がって頂きたい!と、錦市場で京野菜を買い込んで新幹線に乗り込みました。
新鮮なうちに持ち帰りたくて、新幹線の網棚に九条葱や堀川ごぼう、丹波の黒豆の枝豆などをどっさり乗せていたのはわたしぐらいでしょう。
東京駅からタクシーで赤坂のお店に直行して仕込みをしたものです。

逗子に住まいを移してから、湘南エリアのおいしい食材と出会い、よりシンプルに、より素朴なお料理を作るようになった気がします。
よく「ひなやは何料理なんですか?」とか「京料理なんですか?」とか、「野菜料理ってことはマクロビ?」等、ご質問を頂戴します。
「1番好きなのは野菜なんですか?」とも。
その度に困ってしまいます。
わたしは野菜はもちろん、お肉もお魚もたまごも乳製品も大好きです。
炊きたての白いごはんも大好きだし、クオーターパウンダーだってもう食べた(しかもダブル!)
京都の町家でいただく上品なおばんざいも、青山のオシャレなレストランの洗練された空間でいただくフレンチも、築地の場内で行列していただくお寿司も、十三で鉄板でじゅうじゅう焦げるソースの香りにまみれながらコテで頬張るお好み焼きも、なぎさ通りの全部手作りのお店の生パスタも、どれもこれも大好き。
そんな大好きなものをわたしというフィルターを通して作り出したものが「ひなや」の味なんだと思っています。
生まれ育った関西の味を、地の物を使って料理する。
たったそれだけですが、それが「ひなや」の味なのです。
どこかのイベント会場やホームパーティでお会いできる事がありましたら、どんな味か確かめてみてくださいね。

だしまきは甘くないです。

  1. 2009/01/24(土) 15:30:41|
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